「○○にならないように~する」???
あることについて
やる、やらない、を決めるとき
何によってそう思い、そう決めているでしょうか。
病気をしないように
支払いに困らないように
嫌なやつだ、変な人だと思われないように
何かを避けようとすることを発端(場合によりゴール)として
行動を起こす(起こそうとする)のは
危険です…。
アファメーション作成のルールをご存知なら
そりゃそうでしょ!否定形の言葉じゃないの。
って気が付かれているでしょう。
では、否定形でない表現(例)に変えてみましょうか。
健康でいられるように
支払いがスムーズであるように
いい人だ、感じが良いと思ってもらえるように
いかがですか?
これなら大丈夫、って思われますか?
例えば「健康でいられるように~」の場合
「~」はどんなことがありそうでしょうか。
・毎日ウォーキングをする
・食事の質、量、時間に気を付ける
・サプリメントを摂る
etc.
なんだか良さげです。
実際に心がけている人もたくさんいそうな気がします。
ふむふむ、これでOK!
…
でしょうか。
このことについて
ひと呼吸置いて、深めたり広げたりしてみましょう。
健康でいられるように、と決めたその行動をして、
実際に健康でいられているとします。
…で…?
っていうところを考えてみていただきたいのです。
健康なあなたでいて、
何がしたいですか
どんな情動を楽しみたいですか
どうありたいですか
どういう思いをどのように実現しますか
何のために
健康なあなたでいたいのか、と
言い換えても良いかもしれません。
こうだといいな、
こうなりたいな、こうでいたいな、
の
「その向こう」
を思い描いてみてください。
本当に、心から望むものへとつながっているかどうか。
言葉を肯定的に変えることは有効で大事なことです。
けれどもし、あなたの中にある画像(イメージ)や
伴っている感情が変わっていなければ
結果は同じになるかもしれません。
それ(健康)を望む気持ち(情動)も
肯定的なところから出たものであってもらいたいものです。
よくよく観察したら実は否定、拒絶、逃避といったものを発露としていた!
という場合、
それらのネガティブな部分にさらにエネルギーを与えることになりかねません。
自分を守りたい無意識が
でっかいスコトーマを生み出しているかもしれません。
思考の仕方って、人によってクセがあります。
クセは、自分では気付くことすら難しかったりします。
だから導いてくれる人(師匠やコーチ)がいることが望ましいわけですが。
でも、自分でも
いつもよくよく観察、吟味することで、なにか違うな、と感じられるかもしれません。
新しいクセ=習慣をひとつ(例えば観察)増やしてみてもいいですね。
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